はつかのたけしについて。

初鹿野剛の日常を少しずつ。

御殿場の桜

20080325140817

御殿場時之栖敷地内に咲く桜です。
祖母・母と敷地内のレストランで食事後、敷地内の桜を見て回りました。

二期会Blogにてご紹介頂きました

私が所属する東京二期会のオフィシャル・ブログ「オペラの散歩道」で今般の藤沢オペラコンクール入賞についてご紹介頂きました。
お時間のある方は是非ご覧下さい。

第七回藤沢オペラコンクール本選結果

法要+お祝い

10時20分発のあさぎり号で一路、実家のある静岡県御殿場市へ。

昼食の後、午後は清後の久成寺にて祖父である故・初鹿野常次郎の三十七回忌法要。
夕食は、自宅で寿司を頼んで、(既に誕生日は過ぎているのだが)祖母・けいの米寿のお祝い、母・郁子の退職祝い諸々。
久しぶりに家族で夕食。日本酒も入って、両親が結婚して一ヵ月後に亡くなってしまった祖父の話、家屋放火罹災により様々な事があったけど、何とかここまで頑張ってきた事等々を話した。
いい酒が飲めた。

ひさしぶりの志木第九

18:30過ぎから埼玉県志木市のいろは遊学館にて志木第九の会定期練習。

渡独中は休職しており、帰国してから一度ご挨拶も兼ねて一度遊びに行ったのが3月8日。数日後、事務局長からメールにて(本日3月22日)練習を担当するはずだった副指揮者*が所用によりキャンセルした為代講を依頼されたのだ。同団において今期・第13期はドヴォルジャーク《スターバト・マーテル》の練習に励んでいるが、第13期の練習を担当する他の指導者は都合がつかなかったらしい。《スターバト・マーテル》は確かに今期の第1回目の練習(昨年の2月)にて指導をしたけど、それ以降渡独の為全く携わってない。曲は何度かは聴いていても、実際の指導となるとそれなりに勉強しないと団員に対して指導できない。ゆえに、藤沢で行われていた藤沢オペラコンクールの予選審査結果を待つ間、譜読みを必死でやっていましたっけ。

コンクールも終わり、譜読みを続けて今日。
18時30分過ぎからまずはヴォイストレーニング。発声練習の前に簡単な体操をするのだが、ここ最近自分が歌う前にやっているラジオ体操を団員の皆さんにもやって頂く事に。何とこれは僕だけではなく、副指揮の同僚もやっているらしく、ピアノ伴奏譜があるし…。頑張って大初見大会で弾きました!但し、弾くのに必死で途中のナレーションをかっ飛ばしてしまいましたが(反省)。
発声練習の後、いよいよ《スターバト・マーテル》。5曲目の"Tui Nati vulnerati"、7曲目の"Virgo virginum praeclara"、女声を21時で帰宅させて6曲目の"Fac me tecum pie flere"を21時30分までガシガシ練習。何とか自分の譜読みは間に合い、無事に指導する事ができた。フゥ〜。
そうそう、団員の皆さん、演奏会は9月ですよ、そろそろラスト・スパートを!


*同団の副指揮者は私を含めて4名。

[藤沢オペラコンクール] 本選

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ヴァーグナー:楽劇《パルジファル》より 苦痛に満ちた世襲の勤め
マスネ:歌劇《エロディアード》より はかなき面影
初鹿野 剛(バリトン)・朴 令鈴(ピアノ)
※写真は(財)藤沢市芸術文化振興財団提供

表彰式
表彰式終了後、入賞者・入選者、主催者・審査委員による写真撮影
※写真は(財)藤沢市芸術文化振興財団提供

前記事既述の通り、昨日一日で風邪(の様な)の主だった症状を全て経験してしまった私。
2時間おきに目覚めていた気がする。でも、僅かでも睡眠はとった、とったと思う…。

7時30分過ぎに起床すると、一番の心配時である喉の痛みは無かったものの、体の気怠さというか、力が抜けきったというか、もうユルユル。とても今日これからコンクールの本選を受けにに行こうという体では無い。
本番の日は炭水化物を多めにとる様にしているが、今日は(無茶むちゃだなぁとは思ったが)朝からパスタを茹で、余り食べる気もしなかったが半ば強引に食べる。シャワーを浴び、洗濯が終わる頃には気怠さが幾分軽減されている?と思うように努め、自宅を出る。

チョコラBBを飲んで臨んだ(苦笑)本選の演奏は、シビアに見て、一曲目の《パルジファル》はフレージングより言葉の発音に重心を置きすぎたか?二曲目の《エロディアード》は少々バテ気味?何か、練習の時がもっとうまくいった気がするが…等。思っている事は、表彰式後のレセプションで様々な先生方に指摘して頂きました。

1, 大沼 徹 (バリトン)
2, 真野 路津紀 (ソプラノ)
3, 清水 理恵 (ソプラノ)
4, 安井 陽子 (ソプラノ)
5, 小野和歌子 (メゾ・ソプラノ)
6, 堀 万里絵 (メゾ・ソプラノ)
7, 中島 郁子 (メゾ・ソプラノ)
8, 藤岡 弦太 (バリトン)
9, 小川 里美 (ソプラノ)
10, 岡田 尚之 (テノール)
11, 初鹿野 剛 (バリトン)
12, 友清 崇 (バリトン)

ピアノについて。本当に朴さんのピアノは表情豊かで音楽的で、(自分の体調の事以外)何の心配も無く本選に望めました。特に《パルジファル》はその難易度が高いゆえ、まるでドイツ歌曲をやるかの如く時間をかけ、丁寧にやった曲。準備から本番まで、充実していて本当に楽しかった。有難うございました。
また、朴さんは今回のコンクールにおいて私だけでなく6人の歌手のピアノを受け持っておられました。本選では私・友清・安井各氏のピアノを担当。大変な事に、11番目に歌った私のあとすぐに(!)友清氏のピアノを担当されたのです。これって体力的にも、また頭の切り替えが大変。でも見事にこなされ、レセプションの際には多くの審査委員・関係者の方々から賞賛されてました。

表彰式・終了後のレセプション等では、審査委員の先生方をはじめ、本選出場者の皆さん方、ボランティアの方…と沢山の話ができてよかった。嬉しかったのは運営委員長の畑中先生以下コンクールに関わる方々が、若手を温かく見守って行こうと接して下さっている点。畑中先生が、表彰式で皆に賞状を渡す際、一人ひとりに「これからも益々頑張ってね」等声をかけていらっしゃったのがそれを現わしているかと思う(ただ畑中先生、僕を見るなり体重の話*は…と言うか、僕が痩せればいいだけの話・泣)。レセプション時、栗林**先生が挨拶されたのだが、自分が2006年、五島記念文化財団の助成で研修し、その間どんな活動をしたか等説明して下さったり、私とソプラノの安井氏を話題にしたかと思えばちゃっかり二期会公演《ナクソス島のアリアドネ》の宣伝してるし(笑)。また、審査委員の先生方が、(レセプション時に)丁寧に褒めるべきは褒め、改善すべき点をきちんと指摘して下さった事。有難い事です。

入賞者
左から 友清 崇 (第二位)、初鹿野 剛(第一位・福永賞)、藤岡 弦太(第三位)の各氏(敬称略)。
※写真は(財)藤沢市芸術文化振興財団提供

帰国早々、有意義なコンクールを受ける事ができました。
関係する全ての皆様にお礼申し上げます、有難うございました。

[更新:3/26 9:25]
(速報)
第七回藤沢オペラコンクール本選結果
第1位:初鹿野剛
第2位:友清崇
第3位:藤岡弦太
奨励賞:大沼徹、中島郁子、岡田尚之
入選:真野路津紀、清水理恵、安井陽子、小野和歌子、堀万里絵、小川里美



*畑中先生は五島記念文化財団オペラ新人賞選考の審査委員のおひとり。面接時に、「君は体重、何キロあるの?」と聞かれましたっけ。
**栗林先生も上記新人賞選考の審査委員のお一人でした。また、東京二期会の理事長として多忙な日々を送っていらっしゃいます。

一日で風邪の全ての症状を経験する?

今日の朝はちょっと冷え込んだせいか、起きたら、微妙に鼻づまり。ここ最近、鼻づまり→喉の痛みという症状につながる事が多かったので、Locabiosolというドイツで使っていたスプレー式の抗生物質を患部に噴射させるが、両鼻を1回ずつ噴射させたらもうカラ(泣)。
Locabiosol
1,2時間で症状は治まったが、今度は入れ替わるように喉の痛み。
午前中新宿で所用を終えたのち、薬局でのどぬ〜るガラゴック(小林製薬らしいネーミング…)を買って服用。あぁ、薬漬け…。
のどぬ〜るガラゴック
午後、桐朋学園でピアニストの朴氏と明日本選の練習。細かい部分をもう一回確認しながら45分程度で終了。先刻に比べて、喉の痛みは落ち着いている。
ただ、帰りの京王線と埼京線車中、暑くもないのに汗をものすごい勢いでかき、だんだんボンヤリしてくる。熱があるかと思って額に手を触れたところで、本当に熱があるか否かも分かるはずもなく…。
ふらふらになりながら自宅にたどり着き、一休み。もうぐったり。
やっとの思いで夕食を取り、その後、半身浴。汗をかき、十分に温まったところで布団に入るも、今度は温まり過ぎて逆に寝られない(アホ)。
今、余りに寝られないので、一旦起きて、この記事を書いております。この先、寝られるのでしょうか?

[藤沢オペラコンクール] 第二次予選

昨日・本日と藤沢オペラコンクールは第二次予選。
第一次予選・総勢143名のうち、53名が第二次予選に進んだものの、2名が辞退。
私は今日の一番最後。《ラインの黄金》のBin ich nun frei?!を自由曲として選択済み。更に選択曲を三曲提出しており、この中から受付時のくじ引きで《ファルスタッフ》夢かまことか を選ぶ。このフォードのアリアは最近のバリトンの方はみんな歌うのね。
演奏はフォードのアリア終盤で声が荒れ気味になった気もするけど、《ラインの黄金》と共にきっちり曲を組み立てた上での演奏ができた。朴さんのピアノに再び感謝。2曲とも、今までの中では一番音楽的にできた。掛け値なしに楽しかった!

と言う事で、18:45過ぎには所定の位置に結果が掲示。12名が本選進出。私も何とか、本選に行ける事となりました!
19時からは本選当日の説明会。本選の演奏順をくじで決める。何か、甲子園のくじ引きみたいで楽しかった(笑)。明日は(万全を期して)朴さんと合わせ。曲が曲だけに…。

お知らせ
[更新:3/18 18:59]
(速報)
第七回藤沢オペラコンクール第二次予選審査結果
第二次予選通過者
参加者番号: 7, 40, 64, 65, 108, 109, 112, 123, 124, 128, 129, 134
以上の12名の方が本選出場となります。

[藤沢オペラコンクール] 第一次予選

第七回藤沢オペラコンクール

木曜日から始まっている第7回藤沢オペラコンクールは本日第一次予選の最終日。今回は総勢140余名の参加。ソプラノだけで100人近くおり、木曜日と金曜日はまるまるソプラノの為に時間が費やされたわけである。
今回はピアノを二期会等で活躍されている朴令鈴氏に依頼。これまでに二期会会館等で3回に渡って合わせをさせて貰ったのだけど、(ヴァーグナー等、ピアニスト泣かせの曲ばかりお願いしたのにもかかわらず)音楽性豊かにやって頂いており、予選が楽しみであった。

今日はメゾ・ソプラノ(アルト)、バス、バリトン、テノールの順。楽しみと書いたとはいえ、やはり緊張する。発声をする為の部屋は共用で、周りの人の声を聴くと、自分に自信がなくなる事度々。まるで芸大の学部入試の時みたいである。第一次予選では、もう何度も歌っている《マイスタージンガー》のにわとこのモノローグ。素晴らしいピアノに支えられてしっかり歌ったつもりだけど、他の人がそれ以上に素晴らしければ、コンクールゆえ次の段階には進めない訳で…。

18時に発表の予定が18時20分過ぎまで待たされる羽目となり、掲示場に。取り敢えず、第一次予選は通していただきました。この段階で53人に絞られている。
その後、月曜日・火曜日両日に開かれる第二次予選の説明会を経、ようやく解散。
火曜日、頑張るぞ!

[速報]第七回藤沢オペラコンクール第1次予選審査結果
[更新:3/15 18:23]
第1次予選通過者
演奏番号:75、134、86、51、138、33、36、87、94、95、139、81、119、113、92、14、24、102、9、40、79、67、108、129、62、64、117、142、13、65、118、15、115、25、112、107、91、93、32、50、121、69、128、140、66、29、7、109、84、116、58、124、123

Goethe Institut Tokio

12時過ぎに青山一丁目のゲーテ・インスティトゥート。2003年以降、全く行ってなかった「語学学校」というものに行く事にした。
東京ゲーテは2003年の3月以来、実に5年ぶり。行ったら、待合室はグリーンの照明が入り、カウンターも以前の個室ではなくオシャレな感じになっていてびっくり。

東京ゲーテの後、ミュンヘン・ゲーテでは2003年、断続的に5か月程集中クラスに在籍したのだが、その時は欧州語学力評価基準で言うB1で終了。あとは、(2週間だけ行ったカールスルーエのVolkshochschuleの特別講座を除いて)研修所や大学でのお喋りと、教授や研修所、同僚に対しての電子メールだけ(汗)。語学学校に通う時間が取れなかったせいもあって(と言い訳をしてみる)…。

ゲーテの語学講座の申し込みは、申込書に必要事項を記入した後にレヴェル・チェックテストがある*。前回の受講から4年以上経過しているゆえ、再びテストを受けなければならない。4年も前の受講証明書なんて意味無し!そしてこのテスト、過去の記憶だと口頭試問と筆記があるんで、ちょっと緊張。
テストの部屋である301室に行ったら、部屋はガラガラで、口頭試問担当の3名の先生と、テキスト売りさばきのゲーテ書房の人しかいない。女性の先生のもとへ行き、例の如く慇懃に"einen schoenen guten Tag"とご挨拶の後、自己紹介。2003年以降、語学学校に通わず仕舞いでアハハ…等と一通り喋った段階で、その先生曰く「じゃぁ、C2.1からでどうですか?」(「あれ、今回は筆記試験無いんだ〜」…レヴェル表を見る私)「C2.1…?あぁぁ、駄目ですダメです!」
近い将来C1(以前**のZentrale Mittelstufenpruefung, ZMP)を受けたい事もあり、文法も去る事ながら単語・熟語の知識を増やしたかったのと、文法事項をきちんとおさらいしたかったので、最終的にその下のC1.1のクラス(毎週木・午前中)に通う事に。本当は週2,3回通いたかったけど、現在の経済状態では大変難しい…(泣)。
前回の在籍から5年も経っているので、入学金5,000円も払い直し。7万円余のお金が私の口座から消えていきました(泣)。勿論、それ以外に3,000円程度のテキストも購入。
大枚叩いたんだし、4月から頑張って通うぞ〜(若干力抜けぎみ)。


*全くの初心者、ゲーテの検定試験の合格証所持者、過去の受講生の方で、発行日が1年以内の受講証を所持している者は免除。
**2007年の9月から名称変更。この他に、"Start Deutsch"や"Goethe-Zertifikat B2"等の新試験が導入された。

[ナクソス島のアリアドネ] コレペティツィオン

一回書いて投稿しようとしたら、サーバーにアクセスしにくい時間に投稿したようで、記事が更新されて無かった…ショック…。

千駄ヶ谷の二期会会館で11時から13時の予定で二期会公演《ナクソス島のアリアドネ》のコレペティツィオン稽古*。
今般の担当は二期会等のプロダクションでご活躍の篠原明子氏。
2月の半ば以来歌ってなかったが、お陰で思い出す事ができました。二回通したけど、一回は譜面を見ながら、もう一回は暗譜で、かつ細かく丁寧にチェックして頂きながら。ツェルビネッタと作曲家二人のシーン以前のシーンは念のためもう一度家でチェックしておこう。
それでも12時には無事に終了。今週の水曜日に時間を頂いていたが、4月のアンサンブル稽古開始直前に延期。また忘れないようにしないと、ね。



*Korrepetition(コレペティツィオン・独)声楽家がオペラ等を学習する際に、オーケストラ声部を弾きつつ、時には重唱部分等において声楽家が習得し易いように他の声部を歌いながら教育する専門家。音楽稽古や舞台稽古時のピアノも彼らが担当する事がある。ドイツでは学校を出たての指揮者が劇場と契約する際、殆どの場合この職位からスタートさせる。"Ko(r)"は「共に」、"repetition"は「繰り返し」の意。

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プロフィール

初鹿野 剛

Author:初鹿野 剛
静岡県出身。東京藝術大学を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。二期会オペラスタジオ第42期マスタークラス修了。平成16年度文化庁派遣芸術家在外研修員。2006年、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州立カールスルーエ音楽大学付属ムズィークテアター研修所演奏家養成課程を、2008年には新設の修士課程を修了。
96年、第46回「芸大メサイア」(朝日新聞社主催)の独唱者としてデビュー以来、主にコンサートにおける交響曲・宗教曲の独唱者として各オーケストラと共演。オペラにおいてもラインスベルク・シュヴェッツィンゲン・ルートヴィヒスブルク等のドイツ主要音楽祭、日本では新国立劇場・東京芸術劇場シアターオペラ・東京二期会をはじめとする各プロダクションで活躍。
05年、第74回日本音楽コンクール声楽部門入選。06年、第5回"ヴァーグナーの声"国際声楽コンクールヴェネツィア本選(イタリア)ではフェニーチェ歌劇場にて同劇場管弦楽団と共演、入選。同年、平成18年度五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。07年、ドイツ・ラインスベルク室内歌劇場声楽コンクール入賞。同年、ドイツ・ヴァーグナー奨学財団奨学生。08年、第7回藤沢オペラコンクール第一位・福永賞受賞。
声楽を後藤千恵子、芳野靖夫、原田茂生、M.レアーレ、J.ロイブル、D.ライタカーの各氏に師事。二期会会員、日本演奏連盟会員。

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