びわ湖ホールについて

滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールは1998年に運用を開始した公共ホールのうちのひとつ。
特にクラシックの分野に限定して言及するならば、このホールの売りは新国立劇場と同様の四面舞台機構を備えた大ホールを初めとする施設の面だけでなく、若杉弘(初代)・沼尻竜典芸術監督以下財団法人びわ湖ホールがプロデュースする企画の数々にある。
初代の芸術監督・若杉弘は、ホールに専属の声楽アンサンブルを編成し、そのメンバーらが時にソリストとして室内オペラを演奏したり、ホールがプロデュースするオペラやコンサートの合唱を担当する。また、ホールだけではなく、県下学校への巡演(教育プログラム)、更には全国各地で演奏するまでになり、ついには3月、初の東京公演をするまでになった。
既述のオペラは、日本人キャストでヴェルディの上演回数の少ないオペラ(例:ジョヴァンナ・ダルコ、スティッフィリオ、アッティラ他)を芸術監督自らが指揮をとり行ってきた。勿論、日本初演も含まれており、その意義は高く、このオペラを見に今まで県内外から沢山の人々が訪れたのは言うまでも無い。芸術監督が代わっても、ドイツオペラを中心としてプロデュース、今年の神奈川県民ホールとの共同制作による《ばらの騎士》の成功は特筆されるべきことであろう。

そんなホールが今、岐路に立たされている。

32年ぶり、滋賀県予算に修正案 「福祉が不十分」自民会派提出へ
3月1日10時29分配信 京都新聞

 滋賀県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」は29日までに、開会中の2月定例会に提出された新年度一般会計予算案を「福祉が不十分で承認できない」として、一部修正する案を3月下旬の予算特別委員会に提出する方針を固めた。滋賀県議会で予算修正案が提出されるのは32年ぶり。委員会で可決されれば、同24日の最終本会議に提出される。
 関係者によると、修正案は、県が財政構造改革プログラムで削減した乳幼児などの福祉医療費約4億円を増額し、前年度と同水準に引き上げる。その財源として、びわ湖ホール(大津市)を約半年間休館し、その間に民間会社も含めた管理者を公募して自主運営費を削減することなどを検討している、という。
 今後、ほかの会派にも協力を呼びかけ、協力会派との連名で修正案を提出したい考え。同クラブの県議の1人は「知事と対決するための修正案ではない。福祉を削るような予算案は通すべきではないし、知事のマニフェスト(公約集)にもそぐわない」と話している。
 県議会事務局によると、滋賀県議会に予算修正案が出されるのは1976年以来。この時は、自民党系会派が当時の武村正義知事の予算案に対し「老人医療費や遺族会援護費が不十分」などと反発し、修正案は賛成多数で可決された。

オペラ、9月に上演 びわ湖ホール新年度事業
2月29日23時39分配信 京都新聞

 財団法人びわ湖ホール(大津市)は29日、2008年度の公演など事業概要を発表した。開館10周年を迎えるのに合わせて、総公演数は07年度を上回る102を催し、秋にオペラ形式の記念コンサートを上演するほか、子どもら初心者も音楽に親しめるコンサートや講座も充実。県の予算削減には基金取り崩しで補い、07年度並みの予算を確保する。
 自主公演は、前年度から4件増の49件。開館10周年記念の「オペラガラ・コンサート」は9月7日に上演。複数のオペラ歌手が曲目の聴かせどころを紹介する特別企画で、同ホールの沼尻竜典芸術監督が指揮する。メーンのオペラでは、プッチーニの「トゥーランドット」や、R・シュトラウスの「サロメ」などを披露する。
 新規公演として「子どものための管弦楽教室」や若手演奏家を紹介する「びわ湖からはばたく」を始め、聴き手と弾き手の育成に力を入れる。
 総事業費は、07年度(15億3700万円)並みを確保。県の予算削減に伴い、指定管理料が約1割(1億1000万円)削減されるが、基金から8000万円を拠出する。
 会見した沼尻芸術監督は「経費節減と新たな収入の確保に工夫し、公演の質を落とさないようにしたい。若い世代の観客と演奏者の育成も充実させたい」と話した。

びわ湖ホール、ネーミングライツ導入も検討
2月23日7時50分配信 産経新聞

 年間約10億円かかるびわ湖ホール(滋賀県大津市)の維持管理のために、ネーミングライツ(命名権)の売却も含めた検討に着手することを22日、嘉田由紀子知事が明らかにした。県議会での代表質問に答え、ホール自体の売却や民営化の考えはないとしながらも、財源確保の策として検討していくと述べた。

 びわ湖ホールは平成10年、県が245億円を出資して開館。国内有数の4面舞台を備えた大ホールなど充実した設備は、国内外からも評価は高いという。一方で、人件費も含めた維持管理費が年間約10億円かかることから、民間委託や売却、自主事業の公演数の減少など、経費削減の必要性が叫ばれている。

 嘉田知事は「びわ湖ホールは、県民にとって『誇り・宝』ともなっており、生活の中に定着しつつある」と必要性を主張。維持管理費が赤字ではないかとの質問に対しては、「公共ホールの運営は税金の投入がなくては成り立たない。文化政策のための必要投資」と理解を求め、財源確保策として助成金の獲得とともにネーミングライツの導入に触れた。

 そのうえで、今年9月に迎える開館10周年を機に、びわ湖ホールに対する実践的評価を行う必要があるとの見解を示した。

今般の問題は年10億の維持費に端を発する。もう、半年休館すると全て問題解決するのか(苦笑)?民間売却、もしくは指定管理者制度で運営を民間に委託する等、稼働実績が伴わない公共ホールならまだしも、これまで多大な成果を残してきたホールにまで適用するのには理解に苦しむ。そして、指定管理者を今後別の業者にさせる事は、今までの企画の路線の大幅な転換を意味する。せっかく育てたいい人材をここで放り投げるの?そもそもこれまでの第三者での事業評価をやっていないで予算削減を言い出すこと自体が驚きだが、事業評価すれば、如何にこのホールとホールがこれまで発信した事業が有意義だったが絶対わかるはずである。その証拠に(なるかは分からないが)、この問題、びわ湖より遠く離れた東京の関係者の間でも相当話題になっていますよ。それは、文化の中心地であるはずの東京でも、(東京からすればいわば地方にある)びわ湖が今までしてきた事を評価しているからです。

できるだけ予算策定にあたって、その削減額が無くなるよう、もしくは最小限で済むように祈りたい。
これまで東京にあらゆるコンサートやオペラ等の催しが開かれ、それを地方におすそ分け…的に行われていたのに、びわ湖ホールができて以降、「びわ湖からもこういうものが発信できる」というあの勢いを我々は思い出すべきです。これからはびわ湖を初め、各地方が文化を発信していく時代です。こういう財政的に大変な時代だからこそ!我々の音楽をはじめとする文化・芸術の分野は費用対効果が一番現れにくいけれど、いいモノ(プロダクション)を作れば多くの人の心を豊かにします。それを実践してきたびわ湖ホールは全国の地方公共ホールの模範です。

と、兼ねてから全国の主だった公共音楽ホールの運営形態に興味を持つ中でびわ湖に惹かれ、声楽アンサンブル入団を狙いつつ、留学で断念したびわ湖ホールの隠れファンから、でした。


びわ湖ホールを応援する会予算案の修正可決に反対する皆さん、署名にご協力を!

2008/03/06(木) | 日常生活 | トラックバック(1) | コメント(5)

[ドイツから撤収] 帰国

本日11時過ぎ、英国航空機で無事に帰国致しました。

フランクフルト国際空港は第二旅客ターミナルからの出発だったのだけど、歩けど歩けどD-50の搭乗口にたどり着かず(汗)、やっと着いたものの当該カウンターには誰も英国航空の係員は居ないわ、電子表示も無い。ようやく搭乗時間の5分前に来て安心したけど。そこからさらにバスに乗ってたどりついた飛行機は…かなりオンボロ。おまけに隣席の子供連れのイスラエル人(?)、私が正しい席に座っているにも関わらず強い調子で「どいてくれ」と言い、彼女が勘違いと分かっても謝らない。更には飛行中、携帯電話のスイッチを入れたり切ったりしてる(怖っ!)。さすがに注意したら、「これは貴方には関係ないでしょ、私の事でしょ!」って、あなたの行動一つで飛行機の計器類に障害を及ぼす事ぐらい知らないの?我々に迷惑が掛かるのですけど(汗)…。

ヒースロー空港経由だったのですが、同じ第一ターミナル内の乗り換えなのに、えらい歩かされ…。
2時間程度待ち時間があって空港内で肉団子入りのホットサンドの様なものとコカコーラ・ライトを買うが、それだけで日本円にして1000円…(高っ!)。

ヒースローから日本への直行便機内。搭乗開始から随分後に来た日本人女性乗客が、既に僅かなスペースしかない私の頭上の荷物入れに必死で荷物を入れようとするのはともかく、私の座席に靴のまま乗って荷物を入れようとするの、止めて貰えます?

この他にも、食事。すき焼きに見えないすき焼き。ご飯は解凍の失敗によるものか、水っぽいし。夕食・朝食ともに(今までそうそうご飯を残した事のない私が)かなり残したし。さんざんなフライトでした。
唯一良かったのは、フライト中の(タッチパネル式の)オーディオシステムぐらい。
まぁね、ANAやJALのフランクフルトから日本への直行便だと、片道だけで800ユーロ以上してしまう。そんなお金、出せる身分に早くなりたい…(大泣)。

と言う事で、これから日本の生活が始まります。
今後とも皆様、宜しくお願い申し上げます。

2008/03/01(土) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

[ドイツから撤収] 修了証書授与式

昨日、掃除に追われていると、リュットケ女史から電話が来、「Es ist vollbracht!([修了証書に関しての事務は]全て終了した)明日、何時に来る?」とのご質問。
こちらの修了証書はA4で3〜4枚あり、「試験に合格した」「試験に合格したので修士号を授与する」というのと試験成績。その試験成績の項には審査教官の自筆署名が必要。例えばうちのライタカー教官が声楽科主任ハンペ教授とそれを署名したのが26日の劇場での研修所公演の終演後(笑)。終演後の舞台横で図らずも両教官が署名しているのを私が目撃したし…。

さて、今日。
8時には大家へ部屋の引き渡し。鍵を返しに(同敷地内にある)大家の家に行くと…
大家さんから貰ったグラス等

こういうコップって自分は旅行でも買う事無いけど、さすがに4年住んだ愛着のあるカールスルーエ故、これは記念になるでしょう。長らくお世話になりました。

このトラム(路面電車)にも、もう乗る事がないのか、と思うと感慨深い。カールスルーエは6号線までトラムが走っているが5号線以外の号の車両は導入5,6年のものだが、何故か5号線のみ、昔ベルリンで使われていた車両(車内は今日、車両写真は以前に撮影したものです)。
Tram 5

Tram 5

一旦、Karlstor校舎の守衛のもとに行き、2つの大きいキャリーを預け、Schloss校地へ。
10時30分過ぎに研修所事務室に行くと、リュットケ女史の他に同僚のミッコもいて、何やら準備のご様子。
まずは研修所の憩いの間(一階、階段下)で、休暇中の大学学長・研修所長に代わって、事務室のザビーネ・リュットケ女史が大げさに「Herr Takeshi HATSUKANO」などと言いながら修了証書を授与。その後、Semesterfeier*に代わってミッコや練習中のヴェロニカ、タイミングよく来たカーチャらと用意されたコーヒーやパンを飲食。
証書とオードヴル?

式典(?)出席者の皆様

「本当はワインでも用意したかったけど…」等とリュットケ女史は冗談を言いながらも、ささやかでもこうした形で送り出して貰え、ただただ感謝。四年間もの間、本当にお世話になりました。

ミッコの車で州立劇場まで送って貰い、12時過ぎよりオペラ部長代理とお話、Karlstor校舎に荷物を取りにいった後、14時のICEでカールスルーエを後にする。目的地はフランクフルト。

夜はAlte Oper Frankfurtにてhr交響楽団(元のフランクフルト放送交響楽団)の演奏会を鑑賞。
ここは学生割引された11ユーロの値段でチケットをゲット!席はOlymp/Ebene 6, Reihe 23, Platz 15。

Do_28.02.2008

hr-Sinfoniekonzert
Frankfurt | Alte Oper | Grosser Saal | 20 Uhr

Leonidas Kavakos | Violine
Paavo Järvi | Dirigent

Jörg Widmann | Antiphon
(Uraufführung – Auftragswerk des hr)
Carl Nielsen | Violinkonzert
Anton Bruckner | 9. Sinfonie

19 Uhr | Grosser Saal:
Konzerteinführung »Musik im Gespräch«

Karten: 45,– / 38,– / 28,– / 20,50 / 13,50 €
Schüler/Studenten/Auszubildende: 50 %

やっぱりブルックナーが素晴らしっ!
公演終了後はFrankfurt泊。


*ドイツでは基本的に大学での入学・卒業・始業・終業式の類はないのだが、本学は2004年からこれらをまとめて"Semesterfeier"として当時の学長の発案で始まった。初めはただ講演と学長の話を聞いておしまいの質素なものだったが、徐々に奏楽は入るは、花は飾られるわ、式典終了後は無料で飲食が振舞われる…と変貌を遂げていったのでした。

2008/02/28(木) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

[ドイツから撤収] 各種手続き

備忘録として書きます。諸手続きを怠り無く!
2008.2.28 Neu!

■自宅(+暖房・水道)
昨年までに解約届を大家に提出済み。細部は同敷地内に住む大家とその都度口頭にて打ち合わせ。
[2/27]
午後、Schlussrechnung終了。
[2/28]
朝8時、鍵の引き渡し。

■大学
[1/31]
大学本部。Studentensekretariatでゼメスター末に行われるRueckmeldungは行わず、Exmatrikuration(退学願)を後日提出。
[2/1]
Studienbuchの授業担当教官のサインを研修所長の代筆も含めてほぼ全て貰う。“Szenische Ensemblearbeit“のサインについては今ゼメスターに授業が開講されなかったので来週以降担当教官と研修所長間で折衝。全部貰った段階でStudienServiceBueroのRieckert女史に提出、ECTSポイントの換算。
[2/7]
研修所。201室にて研修所長・ラーベ教授と演技担当・ベルグレーフ教官と話す。“Szenische Ensemblearbeit“の授業は今ゼメスターで開講されなかったものの、今日10時から2人のアリア演技試験に助演で参加した事と先般の新国《ボエーム》参加により特例としてサインを頂戴する。これでStudienbuchへ全ての教官のサインが出揃った。
[2/7]
SSB、リッケルト女史。Studienbuchへ全ての教官のサインが出揃ったのを受け、ECTSポイントの換算。2年間で必修・選択教科含めて60ポイント(単位)以上取得を確認。修士修了要件は満たされた。残るは明日の論文に対する口頭試問のみ。
[2/8]
研修所、008室。14時より修士論文に対しての口頭試問。主査はマイヤー博士、副査はラーベ教授。2.5にて合格。両名署名によるプロトコル発行。修士修了要件となる全てのモジュール試験終了。大学本部による修士修了証書発行待ち。
[2/19]
大学図書館。退学願(Exmatrikuration)の所定欄(図書館所蔵図書返却の有無)に署名して貰う。
[2/20]
大学本部。まず、デネマルク女史。退学届の所定欄(大学所有楽器返却の有無)に署名して貰う。楽器など借りる事もないので、本来はここに来る必要も無い…と思いきや、署名を貰うのが一応お決まりなので。「声楽科だからまず楽器は借りないんですけどねぇ」というと、「分からないわよ、貴方、リコーダーとか借りているかもしれないでしょ?(笑)」いやいやいや、今更リコーダーなんて…。
次に、教務係のメースナー女史。大学内では生徒をはじめ、教授陣からもその存在を恐れられているメースナー女史だが、僕と応対してくれる女史は毎回何故かにこやかである。彼女に対してのご挨拶もただの「Hallo」ではなく、「einen schoenen guten Tag, Frau Moessner!」。そうするとあのダミ声で「Herr Hatsukano, kommem Sie zu mir, bitte」とやさしく言ってくれるものだ(笑)。一時期、Cafe Endleのレモンケーキを持っていくと機嫌が良くなるなんてだれか言っていたが、取り敢えず僕の場合は必要無いようだ。
さっそく所定欄へのサインを…と思いきや、「Herr Hatsukano、貴方はよく知っているからサインはいいですよ」ってをいをい…。それより、修了証書はどうなっているかを聞けば、「4月過ぎに送るから、あとで学生係で郵送料金払って行ってね」との事。
(初)「あのぅ、Frau Moessner、私はこの3月から貧乏音楽家です、ゆえにFrau Moessnerがこの貧乏音楽家の為に払って下さってもよいんですよ」
(M)「何をおっしゃるやら、(学生係に連れて行き)さあ、裕福なHerr Hatsukanoがいらっしゃいました。こちらで修了証書の郵送代金をお支払い下さい」
もうお互い、慇懃無礼の応酬である(苦笑)。学生係で返して貰うはずの(研修所ロッカー鍵の補償金)20 Euroを現金でいったん受領し、そこから8 Euro払いました(泣)。あと、退学届にサインと大学のスタンプを押して貰い、無事に手続き完了。
[2/29]
大学学長代理のFrau Sabine Luedtkeより修士修了証書並びにSupplementを授与される。先日支払い済みの郵送料8ユーロも返金済み。

■Stadtwerke(電気)
昨年のうちに本店に行き、解約届を提出するも、「退去の3,4日前に来て下さればいいですよ」との事。
[2/12]
1月分使用料口座引落不可通知着。
[2/13]
8:30、Stadtwerke本店。事情を説明し、現金振込票を貰う。向かいにあるSparkasse Karlsruheから振込済み。
[2/15]
大家から手紙。大家が既にStadtwerkeに電話で相談したらしく、2/27の13〜15時の間にStadtwerkeの営業所員が自宅を訪問し、計器確認と共にSchlussrechnung(最終支払)を現金で行う事となった。大家に感謝。
[2/27]
午後、営業所員が来訪。大家と私が立会いの下、Schlussrechnung。

■銀行口座
昨年のうちに解約届を提出。1月末に口座閉鎖の予定。
[2/1]
Postbankにて口座閉鎖を確認。窓口で「他口座への移行」か「小切手による払い戻し」を勧められ、後者を選択。後日郵送されるとの事。
[2/2]
Postbank Muenchenから小切手着(早っ)。
[2/4]
Postbank (Herrnstrasse支店)。
小切手持参のうえ、換金。5ユーロ手数料。何かと手数料として差っぴかれている気がする…。

■郵便
[2/19]
Deutsche Post・ポストギャラリー内本局。電話の他事業者からの請求遅延による裁判沙汰を防ぐのを目的に、今後1年間、知人宅に(私宛に届いた)郵便物を転送して貰う"Nachsendungservice"に申し込む。半年は15 Euro、一年は25.2 Euroだが、後者を選ぶ事に。痛い出費だが、8月のバイロイト祝祭音楽祭視察時に、「電話代未納による提訴未決でドイツに入国できません」って入国審査で撥ねられて強制帰国なんてシャレにならないからね。

■電話
昨年10月の段階で1月末までで解約する旨の届を提出。「近日中にお電話します」の手紙がすぐに来たが、それから12月まで音沙汰なし。12月の一時帰国前にT-Comに催促に行く。その場では分からないという事で担当部署あてにメールをして貰う事に。
[1/29]
日本から戻ってくると、手紙が届いている。「3月末に」と期限が変えられている?
[1/31]
EuropaplatzのT-Com。今日で電話をストップして欲しい旨、同日付で料金を引き落としている銀行口座が閉鎖する旨、現金で払うので払込票を送付して欲しい旨、お願いする。
同日0時を以て電話はストップ。
[2/2]
Deutsche Telecomより払込票届く。
[2/4]
Postbank (Herrnstrasse支店)。小切手換金時に支払い。
[2/12]
ハンブルクの代金回収(Inkasso)会社HFG mbHから督促状。01042の通話代金回収を移管した模様。
元々の請求金額 3,22 Euro
請求移管手数料 10 Euro
延滞利息(8,32%) 17,50 Euro  計 20,74 Euro
[2/13]
T-Com・Europaplatz支店。担当者によると、この請求対象は既に先週振り込みしたものの中に含まれているので払う必要がないとの事。その場でHFGに電話を掛けると、この件は終わっているという事だった。
また、同時にT-Comに対しての(過請求に基づく)過払い発覚。後日、小切手による返金。
[2/16]
→T-ComからE-Mailによる月例請求。Schlussrechnung。T-Com・Karlstdt前支店にて口座振り込みの仕方を教えて貰い、Postbankで振込。
→01042から請求書着。再び、T-Com・Karlstdt前支店に行き、説明を受けるも、要領を得ない。先刻振り込んだ中のものかも知れない等々。月曜に01042並びにT-ComにそれぞれE-Mail。
[2/19]
T-Com・Europaplatz支店。担当者曰く、「今後、T-Com側からの請求は無い」との事。但し、01042等の他事業者の請求に関しては独立して行われるのでこの限りではない、との事…。どうする??何でこんな面倒くさい事になるのか、まったく理解に苦しむ。
[2/28]
2/13指摘の小切手が今日の段階で届かず。日本の住所を伝えた上で、国際小切手が送られてくる模様?

■携帯電話
昨年解約届をT-MobileにT-Com窓口を通じて提出。解約届通り12/18までに通常契約からプリペイド・カード契約に更新済み。

■飛行機チケット
[2/4]
工科大学前のSTAトラベル。国際学生証持参。直行便(JAL, ANA等)は片道だけで800ユーロもするので、今回はパス。
スカンジナビア航空で学生向けの商品430ユーロがあったものの、32歳まで(注:初鹿野は2/11で33歳…泣)の商品という事で諦める。英国航空の35歳までの学生有効の商品で530ユーロ位のものがあったが、朝7:45にフランクフルト発、ヒースローで約4時間の乗り換え待ちはどうか?と思い、FRA午前11時発の便品・560ユーロ(燃料税・税込)を購入。チケットはE-チケットとして夕刻、自分のメールボックスに送達されたのを確認。
印刷を怠りなく!
[2/8]
インターネットカフェにてE-チケットを印刷。

2008/02/28(木) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

L'Impressions de Melisande

am Dienstag, 26. Feb. 2008, 20 Uhr

L'Impressions de Mélisande (Premiere)
Institut für MusikTheater der Hochschule für Musik Karlsruhe
in Koproduktion mit dem Badischen Staatstheater Karlsruhe
Im Rahmen der 31. Händel-Festspiele

Georg Friedrich Händel: "La Lucrezia " (O Numi eterni) HWV 145*
"Impressions de Pelléas" nach Claude Debussys „Pelléas et Mélisande“ (Fassung von Marius Constant und Peter Brook)

Musikalische Leitung: Alicja Mounk
Regie: Andrea Raabe
Bühne: Tobias Dienslage
Kostüme: Susanne Hubrich
Licht: Stefan Wonike

Lucrezia: Amira Elmadfa
Mélisande: Clara Lim

Alkel: Lukas Schmid
Geneviève: Sigrun Maria Bornträger
Golaud: Sung-Gi Jung
Pelléas: Simon Schnorr
Yniold: Victoria Frenzel

Thorbe: Henner Kahlert*
Cello: Sabine Kreutzberger*
Klavier: Rino Ishii, Fan Yang

『青い鳥』等で有名なメーテルリンク**のテクストを元にドビュッシーが作曲した歌劇《ペレアスとメリザンド》。通常だと3時間弱、管弦楽も三管編成が必要で、到底我々Opernschuleには縁の無い演目。しかしながら、今般のピータ・ーブルック(英国の演出家)によるリブレット編集の後、作曲家マリウス・コンスタンのピアノ四手に編曲されたこの版は、オリジナル独自の音楽の連続性が失われがちになるものの、登場人物の中の羊飼いと医師を排除、オリジナルから重要な要素をうまくピックアップし、1時間半程度にまとめ直したもの。
舞台は、新国立劇場の小劇場で以前上演された《セルセ》の様に舞台前後に聴衆がいる形。舞台上の隅にピアノ2台。歌手の演技が普段のオペラよりさらに要求される。
結果としては音楽的にも演技的にも大成功。特に今回は2人の韓国人同僚であるクララとシンギ。ゴローは或る意味(ドビュッシーがこの曲を作曲する以前に興味を持っていた)《トリスタンとイゾルデ》のマルケ王の如く、ペレアスとメリザンドの関係を知り、苦悩する。更には嫉妬し、彼女の(エロスの象徴だった)長い髪をサディスティックに振り回す。そして狂い笑う、ついにはペレアスを刺し殺す…その過程をきちんと演じていた。フランス語も及第点ではないかと。クララは音楽的、発音的に素晴らしいのは勿論、メリザンドがゴローには見せないペレアスに対しての熱烈な愛(オリジナルでは第四幕の最後)等、その演じ分けもよかったのでは、と思う。

公演終了後は劇場の楽屋食堂で打ち上げ。それと同時に私は今日で皆とお別れ。
お互いに握手したりハグしあったり…。


**Maurice Polydore Marie Bernard Maeterlinck、フランス語風に読めばメーテルラン、出生のベルギーではマーテルランと読むが、ここでの表記はメーテルリンクとする。

2008/02/26(火) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

交通事故

昼ごろ、交通事故に遭いました。多分、初めて。
大学のSchloss校地に行く際に横断歩道のない所を横断しなければならない所があるのですが、考え事をしていて、後ろから来るスクーターに気付かなかった。接近して、クラクションを鳴らしたところで気が付き、歩いていた歩道に戻った所でスクーターの運転手と接触。スクーターはその後横転。
私も運転手も幸いな事に(運転手がお尻を打った以外は)怪我も無かったのだけど、スクーター側面に傷が生じたのと、底部のオイルタンクからオイルが漏れてる。
スクーター運転手が程なく携帯電話から警察に電話。同時に通りがかりの人や、近所のアパートの窓から事故を目撃した、と人が集まり、その人たちは運転手の差し出した手帳に「何か証言が必要になったら電話して」と言いながら電話番号や名前を書き込んでいく。
20分余後、警察到着。運転手・私双方並びに留まっていた証言者らの証言の後、警察からの処分言い渡し。私の不注意横断による事故と断定、罰金はOユーロ。しかし、被害者の係る損害に対応する事、との事。
私と運転手間で話し、係る損害は支払うので、まずは修理工場に行って修理見積を出して貰うよう要請。今日ないしは明日中に電話をお願いする。

そのまま大学に行って、研修所同僚のカーチャにロシア語の発音レッスンをして貰った後、同じく同僚のミッコと事故について話す。彼は車等に詳しいので実際どの位損害がかかるものか等。500ユーロくらいだろう、と言っていたあたりで先刻の運転手から電話着信。803.65ユーロとの事。今日17時に会って、その時に支払うと約束。
とにかくいったん家に一旦帰って、別の為に用意してあった現金を持ち出し、待ち合わせ場所に。
車の専門用語とか分からず、運転手が持ってくるであろう見積書の内容を精査して貰う為に、同僚のミッコも来てくれた。内容了解し、提示額を現金で支払い、運転手に私が請求額を全額支払った事と、私が今後この事案に対して生ずる要望等から免除される旨確認書を書いてもらう。念のために私の日本の住所等は書いたものの、基本的にこの件は一件落着。

今回の問題点は、保険を(1月日本に居なければならなかった事もあり)他の電話回線契約と共に昨年12月末で破棄した事により、保険会社を通さず、自前で解決しなければならなかった。また、見積書の中で項目として挙げられていたものを正当な請求か否か(スクーター自体が経年劣化しているのでそれによるものか、事故で生じたものか否か)を見定める為に弁護士を雇ってもよかったが、依頼料は勿論、互いに弁護士通しで話すとなれば1時間2時間どころか何日もかかり、下手すると2/29に帰れないので、弁護士を依頼せず、半ば相手の言う通りに(見積書を基に)請求額を払った事だろうか。

とにかく、帰国を数日後に控え、「俺、何やってんだ?」という一日。
とても今日の夜に劇場で我が研修所の公演を見る気分ではないが、約束してしまったので行く事とする。
[別記事に続く]

2008/02/26(火) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

[ドイツから撤収] 督促状

Mah・nung マーヌング
[女]〜/〜en
1.勧告、忠告、警告
2.督促状

Inkasso
[中] 〜s/〜s (オーストリア:Inkassi)
【商】代金取立て、代金回収

ここ最近、督促状等のお手紙が届きます。小心者の私にははっきり言って心臓に良くない。
全ての原因は、1月末日のPostbankの口座解約にある。正直言ってもう二・三週間解約を遅らせてもよかった。一連の解約を計画的にやろうとしすぎて、どつぼにハマった感じ。
先週は

火曜日。
Stadtwerke Karlsruhe(電気)から口座引き落とし不能の連絡。これは、水曜日朝に本店を訪問、事情を説明し、向かいのSparkasse(銀行)で現金払いで解決。
問題は、01042から依頼されたというハンブルクの代金回収(Inkasso)会社HFG mbHからの督促状。01042というのは、日本で言うフュージョンコミュニケーション等のように、電話番号の前に特定の数字をプッシュしてダイヤルすると格安で通話ができるというものの一つ。自宅の一般電話からドイツ国内(市内・近距離・遠距離・各社携帯)・国外への通話に対してどれがその時間帯で一番安くかける事ができるかを検索するこんなページもあるほどバラエティ豊か。
これらの通話料金は日本と同じようにドイツ・テレコム(日本で言うNTT、以下T-Com)から毎月まとめて請求され、自分の銀行口座から引き落とされるので便利。しかし、今般の様に引き落とし不能が発生した場合、各社それぞれで請求してくる。それも延滞利息やら手数料をばっちり付けてくる。今般の場合、
元々の請求金額 3,22 Euro
請求移管手数料 10 Euro
延滞利息(8,32%) 17,50 Euro  計 20,74 Euro
もう、督促状見て唖然。翌日、T-Comの支店に駆け込み、20分余の待ち時間の末にようやくお尋ね。すると、
「あ、これ、もう払われてますね」
はっ?話をよく聞くと、先週4日に現金払込でT-Comに払った請求分の一つ。実際にこの代金回収会社にT-Comから電話すると、「この件はもう終わっていますよ(erledigt)」との事…。要は、振り込みを確認しないまま督促状を送りつけたらしい(確認しろよ)。おまけに、先週現金振り込みしたT-Comの金額で過請求が発覚、自分が過払いしていた事も発覚。これは後日小切手で郵送の上、返金して貰えることとなったが、T-Comも今般の代金請求会社も何の謝罪も無し。ドイツ人が謝らないことぐらい分かってはいたけど、ドイツ滞在最後の最後でしっかり経験させてもらいました。

で、今日。研修所のコンピュータからメールボックスを開けると、T-Comの月毎請求書。午後にKarlsuadt前の支店に行き、確認して貰うと、これこそ最後のSchlussrechnung(最終請求)らしい。T-Comは各種料金の店頭での支払いは基本的に受け付けない為、口座番号を教えて貰い、Postbankから振込。
ドイツは基本的に振込み料金が高い。口座からの振り込みは基本的に無料だが、今般の様に現金振込は同銀行宛で5 Euro、異なる銀行宛で8 Euro。この振込手数料だけで先週来どれだけ払ったろう?口座解約をもう少し遅くすれば…と後悔するのはこの様な理由からであった。
自宅に帰ると、ポストに封筒。もしや請求書の類?と思って封筒を開けば、あ〜ら大当たりぃ〜(などとふざけている場合では無い)。発信元を見ると、またも01042。ご丁寧に振込依頼票付き。せっかく帰宅したのに、もう一度路面電車に乗り、市内へ*。さっきの支店に駆け込み、説明を求めるも、先刻払い込んだ分の誤請求ではないか?としか言われず仕舞い(請求書に詳細情報が無い為)。月曜日以降にT-Comと01042にメールでお尋ねしなければ(汗)。
他の引っ越し手続きや片付けは信じられないほどスムースに進行しているのに、何故電話だけこんなにごちゃごちゃになるのか…。

*自宅から最寄りの停留所まで5分強、市中心部まで15分弱。

2008/02/17(日) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(3)

さまよえるオランダ人

am 13. Feb. 2008, 19.30

Richard Wagner: Der fliegende Holländer
Romantische Oper in drei Akten (Urfassung von 1841)
Text vom Komponisten

Musikalische Leitung Enrique Mazzola
Regie Calixto Bieito
Bühne Susanne Gschwender/ Rebecca Ringst
Kostüm Anna Eiermann
Licht Reinhard Traub
Chor Michael Alber
Choreografie Lydia Steier
Dramaturgie Xavier Zuber

Besetzung
Der Holländer: Yalun Zhang
Senta: Barbara Schneider-Hofstetter
Donald: Attila Jun
Georg: Lance Ryan
Mary: Hilke Andersen
Der Steuermann: Heinz Göhrig / Torsten Hofmann
Der Dämon: Dirk Zalm (Schauspieler)

Staatsorchester Stuttgart
Staatsopernchor Stuttgart, Extrachor

2008/02/13(水) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

[ドイツから撤収] 粗大ゴミ出し

年に2回程度だろうか、カールスルーエ市では粗大ゴミ収集日がある。東京では、粗大ごみ収集センターに電話→収集予約を入れ→事前にコンビニエンスストアーで収集の為の券を購入・貼付→収集日、回収に訪れる清掃局員にゴミを提出、というのが大まかな流れである。

さて、カールスルーエ。
ひょっとすると市のHPや広報誌等で発表されるものなのだろうが、その収集日は(自分にとって)突然訪れる。隣近所が自宅前に粗大ゴミを置き始める…それで、気づくと言う感じ。
2月末でドイツから撤退する自分にとって、自宅の様々な家具等の粗大ゴミを本当にどう処理しよう…と考えていたところ、何とも偶然過ぎるタイミングで収集日は明日月曜日である事が判明。劇場のコンサートから帰ってきた後、作業着に着替えて搬出作業+掃除開始。
扇風機、トースター、折り畳みベット等々…次々に搬出。ちなみに自分の自宅は螺旋階段で上がった二階に位置するが、何度となく往復を繰り返す。
先述の通り、日本では一旦収集員にゴミを引き取って貰うと、それ以降は清掃局員以外誰も手に触れる余地は無いが、それがあるのがドイツ。今日は天気が良かったせいもあり、自転車やバンで乗り付けた外国人や年配のドイツ人らが良さげなものを置いたそばから取っていく。まるで一種の蚤の市状態である(笑)。で、彼らの品定めからはずれたものがゴミ置き場と化した歩道に置かれる次第。或る老人は自転車で乗り付け、ご丁寧に玄関のところで待っていてくれ、粗方運び終わったのを見計らって、「もう今日はお終いかい?」と聞いてくれるほど。
月末の滞在まで必要な家具等の引き取りは大家にお願いしたものの、それ以外は9割方収集に出す事ができた。13時前から始めて、17時半には終了。

2008/02/03(日) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

マラ8!

3. SINFONIEKONZERT (Vorkonzert)
Badisches Staatstheater Karlsruhe
2.2.2008, 11.00
Mahler: Sym Nr.8
Gustav Mahler: Sinfonie Nr. 8 Es-Dur "Sinfonie der Tausend"

Solisten: Barbara Dobrzanska, Elisabeth Werres, Clara Soojoo Lim, Silvia Hablowetz, Ewa Wolak, Lance Ryan, Marcus Jupither, Mika Kares

Musikalische Leitung: Anthony Bramall

Badischer Staatsopernchor, Extrachor des Badischen Staatstheaters, Mitglieder des Bach-Chores, Konzertchor Darmstadt, Mädchen- und Knabenchor des Helmholtz-Gymnasiums Karlsruhe, Mädchenchor des Dominikus-Gymnasiums Karlsruhe (Choreinstudierung: Carl Robert Helg/ Myoung-Uh Ryu)

Badische Staatskapelle

2008/02/02(土) | 日常生活 | トラックバック(0) | コメント(0)

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