2006'02.24 (Fri) 23:42
シャワーの後、朝食。
このHotel Fidelio は料金が朝食込みで43 Euroだったが、部屋は快適だったし(シャワーもボックスではなく、バスタブだった)、朝食の内容も大変良い。惜しむらくは中央駅(Hbf)からの遠さか。
7:15過ぎにはホテルを後にし、今日から一泊するHotel Royalへ移動し荷物を預かって貰う。
S-Bahnに乗って、Rosenheimer-Platzに移動。ここには市の総合文化施設である"Gasteig"(ガスタイク)がある。この中にはVolkshochschule(市民学校)、ホール、Richard-Strauss-Konservatorium(リヒャルト・シュトラウス音楽院)等が入っているが、その音楽院の2. Stock(日本で言う3階)の練習室で声出し。声の調子も悪くない。一通り6曲を通して歌い、確認。
Rosenheimer-Platz駅から2駅前のMarienplatzへ移動。ダルマイヤーの前を通り、Nationaltheater楽屋口前には10時過ぎに到着。ver.diのStreik(ストライキ)で妙に賑やかである。 そこから劇場建物裏にある新練習棟に連絡通路を通って移動。一回、午後以降のオーディション会場となる地下3階"Bruno-Walter Saal"まで行ってしまうも、人気がまったくないので1階に引き返す。なんて事は無い、連絡通路を渡ったすぐの所が今日のオーディション会場"Rennert-Saal"の入り口(泣)。
係りの女性にLebenslaufを渡しながら受付を済まし、向かいの"Werniche-Saal"でEinsingen(声出し)。
予定の10:50前にVorsingen(オーディション)開始。試験官は研修所長のHerr Laurent Pillot氏、一人。劇場の日程表によると伴奏をして下さったのがKlaus von Wildemann氏。基本的に受験者が多い*ので、1曲しか歌えないとの事(じゃぁ初めから6曲も用意させなければいいのに…涙)。Pillot氏が「何から歌いたいですか」と聞くので、Verdiのファルスタッフの1幕のアリア、"L'onore, Ladri"を歌う。演奏終了後てっきり終わりかと思ったら「モーツァルト(のアリア)を何か…」という事になり、ドン・ジョヴァンニの"Madamina, il catalogo e questo"を歌う。2曲とも、今までの中で一番安定して歌えたかな?お礼を言って退出、終了。
下記の通り、今回は世界中で行われるもので、そうそう受かるものではないもの位分かっているのだが、(色々年齢制限で受ける事ができない事が多いVorsingenの中で)今後も受ける事ができるVorsingen等は可能な限り受ける様にしていきたい。
一旦Hotelに戻り、会計を先に済ませたら、すぐに入室させてくれた。
簡単に洗濯等をし、再びNationaltheaterにTram(路面電車)で行こうとするとHbfの停留所に見慣れた顔を発見。うちのProf. Litakerのクラスで、且つOpernschuleの同僚であるClaraが友達と共にNationaltheaterに向かう所であった。彼女にはこのVorsingenの事を知らせてあったので、それで申し込みの後に来たのだろう。一緒にTheater迄行き、楽屋口まで案内し、Toi, Toi, Toiと励まし、別れる。
13:20頃、カールスルーエ音大の同僚でオーボエのT池氏とNationaltheater前で待ち合わせ。土曜本番の仕事の関係で昨日夜からミュンヘン入りをしており、mixiや携帯でご飯をご一緒する約束をしてあったのだ。そのままケンピンスキーホテル裏の路地を入った日本食レストラン「吉兆」へ。
彼女は散らし寿司、僕は(ここに来たらほぼ毎回食べる)鳥のから揚げ定食(7 Euro!!)を注文。彼女は、昨年の(4月開始の)夏ゼメからKAの生徒だが、6月のOpernschuleのプロダクションであるモーツァルト《コシ・ファン・トゥッテ》に早速1番のオーボエで参加してくれた方。それ以降、既述の通り、別の校舎で勉強されている事もあり会う機会が無かったが、先日たまたまmixiの中で再会した、と言う次第。
その後、腹ごなし(?)として、日本食料品店・美門に行き、色々買い込み、彼女と別れる。
僕はそのままS-Bahnで再びRosenheimer-Platzへ行き、チケットビューローで本日のミュンヘン・フィルのチケットを購入。
ホテルに戻り、1時間強、昼寝ならぬ夕寝。やはり朝6時起きはだったし、チケット買ったのにコンサートで寝て…じゃ勿体無いし。
演奏会場であるGasteigのフィルハーモニーホールには19:45位に到着。
20時、演奏会開始。
Johann Sebastian Bach
Ouvertuere Nr. 2 h-Moll BWV 1067**
Johannes Brahms
"Haydn-Variationen" B-Dur op. 56a
Paul Hindemith
"Mathis der Maler", Symphonie
Herbert Blomstedt, Dirigent
Michael Martin Kofler, Floete**
面白いというか、意外なプログラム構成で、結構聴衆は前半最後のブラームスまでいい感じのムードだったんだけど、後半のヒンデミットの歌劇《画家マーラー》交響組曲が難解だったのか、先ほどまでの熱気が少し冷めた感じか。演奏自体はどれもいい出来だっただけに…。
前半は主に弦楽器の、後半は管楽器、特に金管楽器の響きを堪能できた。
終了後は、Gasteigの建物の中にあるレストラン"gast"でスパゲティとサラダを食す。パスタは生麺を茹でて炒めたもので、食感がよかった。
食事後、ホテルへ。
【More】
*Vorsingenの日程Januar
13 LOS ANGELES
14 LOS ANGELES
15 LOS ANGELES
30 LYON
31 LYON
Februar
02 BRUESSEL
03 BRUESSEL
05 BUKAREST
07 SOFIA
09 VERONA
10 VERONA
11 VERONA
13 BARCELONA
14 BARCELONA
15 LIVERPOOL
16 LIVERPOOL
18 RIGA
19 RIGA
20 THESSALONIKI
22 MUENCHEN
23 MUENCHEN
24 MUENCHEN
28 LOS ANGELES
Maerz
01 LOS ANGELES
※ちなみに2/24の劇場の日程表によると、10:00から休みを入れつつ、22:30までVorsingenの日程が組まれていました。「何人受けてるんだ」って突っ込みを入れたくなる様な日程でした…。
こちらのページはデザインがYahoo!!のトップページにそっくりで行く度にびっくりしております。
また、お時間がありましたらご来場下さいね。
次の曲をリクエストされたなんて、いい反応ですね!!
そうそう、「Toi, Toi, Toi」っておまじないかなにかですか?
私も以前、先生から背中をポンポンポンって叩かれながら
こういわれた事があります。笑
うん、確かにいい反応だったけど、多分合格は無いでしょう。
勿論、万全は尽くしました。
だけど24日だけでも朝10時から22時半まで。それが24日間、世界各国で行われる。で、ミュンヘンの様なAクラスの劇場のスタジオならもうエリートを揃えないと…って感じでしょう。果たして自分がそういうレヴェルに達しているか…それは自分の判断より、第三者の判断によりますよね。
Toi, Toi, Toiはご指摘の通り「うまくやれよ」とか「頑張れ」的な意味合いでしょうか。軽くハグして(背中や肩を叩きながら)やりますね。
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