[藤沢オペラコンクール] 本選

ヴァーグナー:楽劇《パルジファル》より 苦痛に満ちた世襲の勤め
マスネ:歌劇《エロディアード》より はかなき面影
初鹿野 剛(バリトン)・朴 令鈴(ピアノ)
※写真は(財)藤沢市芸術文化振興財団提供

表彰式終了後、入賞者・入選者、主催者・審査委員による写真撮影
※写真は(財)藤沢市芸術文化振興財団提供
前記事既述の通り、昨日一日で風邪(の様な)の主だった症状を全て経験してしまった私。
2時間おきに目覚めていた気がする。でも、僅かでも睡眠はとった、とったと思う…。
7時30分過ぎに起床すると、一番の心配時である喉の痛みは無かったものの、体の気怠さというか、力が抜けきったというか、もうユルユル。とても今日これからコンクールの本選を受けにに行こうという体では無い。
本番の日は炭水化物を多めにとる様にしているが、今日は(無茶むちゃだなぁとは思ったが)朝からパスタを茹で、余り食べる気もしなかったが半ば強引に食べる。シャワーを浴び、洗濯が終わる頃には気怠さが幾分軽減されている?と思うように努め、自宅を出る。
チョコラBBを飲んで臨んだ(苦笑)本選の演奏は、シビアに見て、一曲目の《パルジファル》はフレージングより言葉の発音に重心を置きすぎたか?二曲目の《エロディアード》は少々バテ気味?何か、練習の時がもっとうまくいった気がするが…等。思っている事は、表彰式後のレセプションで様々な先生方に指摘して頂きました。
1, 大沼 徹 (バリトン)
2, 真野 路津紀 (ソプラノ)
3, 清水 理恵 (ソプラノ)
4, 安井 陽子 (ソプラノ)
5, 小野和歌子 (メゾ・ソプラノ)
6, 堀 万里絵 (メゾ・ソプラノ)
7, 中島 郁子 (メゾ・ソプラノ)
8, 藤岡 弦太 (バリトン)
9, 小川 里美 (ソプラノ)
10, 岡田 尚之 (テノール)
11, 初鹿野 剛 (バリトン)
12, 友清 崇 (バリトン)
ピアノについて。本当に朴さんのピアノは表情豊かで音楽的で、(自分の体調の事以外)何の心配も無く本選に望めました。特に《パルジファル》はその難易度が高いゆえ、まるでドイツ歌曲をやるかの如く時間をかけ、丁寧にやった曲。準備から本番まで、充実していて本当に楽しかった。有難うございました。
また、朴さんは今回のコンクールにおいて私だけでなく6人の歌手のピアノを受け持っておられました。本選では私・友清・安井各氏のピアノを担当。大変な事に、11番目に歌った私のあとすぐに(!)友清氏のピアノを担当されたのです。これって体力的にも、また頭の切り替えが大変。でも見事にこなされ、レセプションの際には多くの審査委員・関係者の方々から賞賛されてました。
表彰式・終了後のレセプション等では、審査委員の先生方をはじめ、本選出場者の皆さん方、ボランティアの方…と沢山の話ができてよかった。嬉しかったのは運営委員長の畑中先生以下コンクールに関わる方々が、若手を温かく見守って行こうと接して下さっている点。畑中先生が、表彰式で皆に賞状を渡す際、一人ひとりに「これからも益々頑張ってね」等声をかけていらっしゃったのがそれを現わしているかと思う(ただ畑中先生、僕を見るなり体重の話*は…と言うか、僕が痩せればいいだけの話・泣)。レセプション時、栗林**先生が挨拶されたのだが、自分が2006年、五島記念文化財団の助成で研修し、その間どんな活動をしたか等説明して下さったり、私とソプラノの安井氏を話題にしたかと思えばちゃっかり二期会公演《ナクソス島のアリアドネ》の宣伝してるし(笑)。また、審査委員の先生方が、(レセプション時に)丁寧に褒めるべきは褒め、改善すべき点をきちんと指摘して下さった事。有難い事です。

左から 友清 崇 (第二位)、初鹿野 剛(第一位・福永賞)、藤岡 弦太(第三位)の各氏(敬称略)。
※写真は(財)藤沢市芸術文化振興財団提供
帰国早々、有意義なコンクールを受ける事ができました。
関係する全ての皆様にお礼申し上げます、有難うございました。
[更新:3/26 9:25]
(速報)
第七回藤沢オペラコンクール本選結果
第1位:初鹿野剛
第2位:友清崇
第3位:藤岡弦太
奨励賞:大沼徹、中島郁子、岡田尚之
入選:真野路津紀、清水理恵、安井陽子、小野和歌子、堀万里絵、小川里美
*畑中先生は五島記念文化財団オペラ新人賞選考の審査委員のおひとり。面接時に、「君は体重、何キロあるの?」と聞かれましたっけ。
**栗林先生も上記新人賞選考の審査委員のお一人でした。また、東京二期会の理事長として多忙な日々を送っていらっしゃいます。

おめでとうございます!
そしてパスタのパワーにも驚きました。私も頻繁にパスタ食べようかな、と(笑)
昨日今日と寒さが戻って来ていますが、早く完治されるようお祈りしております。