2008'01.26 (Sat) 23:39
2008.1.26
プッチーニ《ラ・ボエーム》(新国立劇場)
マウリツィオ・バルバチーニ(Dirigent)、粟國淳(演出)、パスクアーレ・グロッシ(美術)、アレッサンドロ・チャンマルーギ(衣装)、笠原俊幸(照明)
マリア・バーヨ(ミミ)、佐野成宏(ロドルフォ)、ドメニコ・バルザーニ(マルチェッロ)、塩田美奈子(ムゼッタ)、宮本益光(ショナール)、妻屋秀和 (コッリーネ)、鹿野由之(べノア)、初鹿野剛(アルチンドロ)、倉石真(パルピニョール)、新国立劇場合唱団(合唱指揮:三澤洋史)、Tokyo FM少年合唱団(合唱指導:太刀川悦代・米屋恵子)、東京交響楽団
【参考】公演記録(新国立劇場)
1月6日から稽古の始まった新国《ボエーム》プロダクションは今日千秋楽。
例えば今日ちょこっとだけ見学した《ザロメ》立ち稽古におけるヨカナーン役のジョン・ヴェーグナーのあの圧倒的な存在感を見る時、自分は舞台において存在感は無いなぁと分かるのにそう時間はかからなかった(泣)。そんな自分に自信の無い私ゆえ、私の持ち場である《ボエーム》第二幕は、100人もの人間が舞台を行きかう中で(初鹿野剛として決して目立とう、という事でなく、私演ずる役が)埋没しやしないか?と思ったものです。
周りの出演者の皆さんの助けや、演出の粟國さんの適切な助言のお陰で埋没せず、それでいながら4回ともしっかり、ムゼッタに振り回されて参りました(笑)。
舞台は共演者、衣裳、道具、音楽他…それぞれの要素が互いに影響し合って成立するんだなぁ、と改めて感じずにはおれませんでした。
出演分数15分でしたが、こんなに充実してできるとは思いませんでした。
第四幕、カーテンコールも終わり終演後には若杉・オペラ芸術監督以下音楽スタッフら、一足お先に出番を終えている自分や倉石氏も含め、舞台袖でマエストロや共演者を出迎え、健闘を称え、我々出演者はスタッフらにそれまでの礼を述べました。その際に欠かせなかったのは「握手」でした。1月6日に初・稽古場入りした時、いつもの稽古場入り、公演の開始前後、挨拶と同じ感覚でしていた握手でしたが、気づけばこの握手は(何も今気づいた事では無く、今までも、でしたが)それぞれの関係者同士の連帯感を深める手段のうちのひとつになっていました。握手に始まり、握手に終わる…。
公演終了後に舞台はセットの撤収作業が行われているのをモニターで見る。廊下では主要キャスト陣が楽しそうにデジカメで写真を撮っている。《ボエーム》プロダクションが終わったんだなぁと実感。また、この新国立劇場に呼ばれ、歌わせてもらえるように頑張ろう。
お越し頂いた方、共演の皆様、関係する全ての皆様に心からお礼を申し上げます。
夜は休職中の志木第九の会の練習へ。
今般の公演では合唱団から何人もお越し頂いたのでそのお礼を兼ねて。
今日は珍しく主要指導陣(三澤音楽監督・美人ソプラノF氏・初谷氏)が皆揃って、にぎやか。というかアホアホモード*。アホアホモードになるのはどうも、僕が原因らしい(汗)。この場での私は「突っ込まれ役」(M?)でした(泣)。団員さんも秋の定期演奏会で演奏するドヴォルジャーク《スターバト・マーテル》、頑張っておられるようでよかった、よかった。
*このモードは三澤洋史の今日この頃にある通り、2001年の浜松バッハ研究会のドイツ演奏旅行に端を発する。
9月7日、志木第九の会は定期演奏会を開催予定。その時のアルトソリストが先述・ドイツ演奏旅行に同行した山下牧子氏。初鹿野(多分ステージマネージャー)・三澤氏・美人ソプラノF、そして山下氏の揃うこの演奏会。アホアホが更にパワーアップするであろう(苦笑)。
前回はまったく泣けず、愚かにも演奏側に八つ当たりしてしまったことを反省。懸案の「涙のリヴェンジ」も果たせてすがすがしい気分で家路につきました。終幕のミミがロドルフォと初めて出会ったときを回想するシーンで、堰を切ったように涙と嗚咽が押し寄せ、舞台は見えなくなってしまった。周囲もすすり泣きの合唱団みたいでした。これが「ボエーム」の普通の光景なのです。
素晴らしい「ボエーム」をありがとうございました!(感想はmixiの日記にございます。)
初鹿野様の今後のいっそうのご活躍をお祈りしております。
コメントありがとうございます。そして、3日連続の観劇、お疲れ様でございました。
四幕のミミが担ぎ込まれるシーン以降、まるでワーグナーのモティーフ宜しく"mi chiamano Mimi"だったり、"Sventata, sventata!..."のフレーズが流れる時にカンタータ様が仰った、彼らの初めてのであいの時を思い出させます。全体としてはそう優れたリブレットの内容では無いのですが、プッチーニの音楽で作品はここまで優れたものになるのかと感じすにはおれません。
今後も精進してまいります。よろしくご指導ください。
次回はナクソス島のアリアドネですね、是非観に行きたいと思います(^^)楽しみにしております。
Message arigatou gozaimasu.
Ima doitsu kara desu.
"Ariadne auf Naxos", kochira de shiage wo shite, 3 gatsu ni nihon ni kaerimasu. Gokitai kudasai!
コメントを投稿する
この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

