2007'12.31 (Mon) 00:01
今年一年は、2004年4月以降続けているドイツでの研修を実践でどう生かしていくか、と言うのが課題でした。
1月にベルリン・ドイツ・オペラで開かれたラインスベルク室内歌劇場のオーディションに合格したのを機に、4月のベルリンでのガラコンサート、8月のラインスベルクでの4回に亘るガラコンサート・マチネー・そして主役として参加した《ファルスタッフ》9回公演。本当に得るものが多かった。
2月の志木第九の会定期における《第九》に続いて、3月は読売日本交響楽団とシュトゥットガルト州立歌劇場のGMD、マンフレッド・ホーネックという夢の顔ぶれで東京芸術劇場シアターオペラに出演しました。
後期はカールスルーエの劇場や教会でのミサ曲・カンタータの独唱の代役のお仕事を頂戴しました。そして先日の浜響との《第九》。今年は充実した内容の仕事が多かったように感じます。
これら演奏会・公演での成果は、このドイツでの研修無しでは語る事ができません。これが無ければ、ヴェルディ最後のオペラの主役を9回歌いきる事も、(《カヴァレリア》も《ファルスタッフ》も)短期間に集中して練習に参加する事も、急な代役の依頼に対して短期間で準備して本番に臨む事などできなかったでしょう。
また学習面では、通常のムズィークテアター研修所での研修だけでなく、フランス歌曲を4月以降、マイミクさんの協力を得て学習し出した事が挙げられます。これまで喰わず嫌いだったフランス歌曲でしたが、大学リートクラスのフランス歌曲講座において、様々な教官がつたない私のフランス語やその演奏に対し、本当に忍耐強く見て頂きました。フランス歌曲を演奏する事の面白さを発見できた一年でした。
8月までドイツでの研修を支援して下さった五島記念文化財団の審査委員をはじめとする関係者の方々、各演奏会・公演における関係者の皆様、聴きに来て下さったお客様、そしてご支援頂いている皆様に心からお礼を申し上げます。
最後になりますが、今年10月父方の祖母の死去に伴い、年末年始のご挨拶を控えさせていただくものの、皆様におかれましてはよい年をお迎えになるようお祈り申し上げます。
感謝の気持ちを込めて
初鹿野 剛 拝
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