2007'12.21 (Fri) 23:55

自分も過去にサントリーホールのコンサート(オルガンプロムナードコンサート)に出演した事があるが、最近オルガンを所有するホールは格安の入場料でオルガンのコンサートを催す事が多い。今般のコンサートもそのうちの一つである。お昼どきパイプオルガン500円コンサート
所沢市民文化センターミューズ アークホール
11:30-, 14.00-
Bach: Praeludium und Fuge D-dur BWV532
Bach: Nun komm, der Heiden Heiland
Louis-Claude Daquin (1694–1772): Noël n°10
Alessandro Marcello (1684-1750): Concerto in Re Minore per oboe ed organo*
arr. Hirofumi Misawa: Christmas medley*
椎名雄一郎(オルガン)
長瀬正典(サキソフォーン)*
ただ、このテのオルガンコンサートの問題として、聴衆とオルガン(ないしはオルガニスト)の距離が非常に遠い事が挙げられる。まぁ、これはホール備え付けのパイプオルガンという楽器の性質上仕方がないのだけれども、我々はコンサートの時に、音楽を「聴く」が、同時に舞台で演奏する演奏家の表情を「見る」。オルガン演奏は聴衆に対して背を向けて演奏、かつ距離が遠い。何をやっているかがわかりずらい。そこで今日の演奏会(所沢のシリーズは全てそうなのだろうか?)が良かったのは舞台にスクリーンを設置、オルガン付近(オルガン奏者真上・足元・横)にカメラを設置し、演奏の様子を見る事が出来るようにした点である。今まで見えなかった世界だけに興味深かった。
初っ端から椎名君はプレリュードとフーガのニ長調を演奏。この曲って弾く方も大変なのだけど、ペダルの足さばきが本当に大変な曲。その足さばきをカメラは捉え、スクリーンで映し出すのだ。演奏後の彼のトークで「走ってきたあとの様にちょっと息切れしていますが…」と言ってお客に笑いをとってはいたが、本当にオルガン奏者って体力なきゃやっていけないわ。あれは、踊っているのと変わらない。勿論、演奏は言うまでもなく素晴らしいの一言。
その後のNun komm、ノエルの演奏と続き、マルチェッロのコンチェルトは本来オーボエの為のものだけど、サックスとの共演。オルガンとサックスって意外と響きの相性がいいんだなぁ、と納得。
最後は上記サントリー出演時に僕と椎名君が初演したメドレー・オルガン版を今回はサックスとオルガンによる編成で聴く。懐かしさに胸をいっぱいにしつつ、三澤先生の編曲のすごさに唸る。2人ともお疲れ様!
公演終了後は楽屋訪問。長瀬君とは4,5年ぶりの再会。元気そうでよかった。
帰りは椎名君と共に様々な(?!)話をしながら西武線で池袋まで。
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