2007'12.05 (Wed) 23:55
ドイツ南東部・バイエルン州にあるバイロイトに作曲家リヒャルト・ヴァーグナー(1813〜1883)が自分の作曲した楽劇・歌劇作品の上演の為だけに祝祭劇場を建設したのは1876年の事。以来、この音楽祭は毎年7〜8月に開催され、世界じゅうから数多くのヴァーグナーファン(ヴァグネリアン)が当地を訪れますが、この公演のチケットを確保するのが聴衆にとっては至難の業で、中には何年も待ってようやく…と言う人も少なく有りません。
ドイツを始めとして世界各地にあるそれぞれのヴァーグナー協会はヴァーグナー財団に対し毎年若干名の若手音楽家を奨学生として推薦し、公演期間中に招待します。何公演かを無料で観劇させたり、公演期間中にヴォルフガング・ヴァーグナーによる祝祭劇場の説明会を催したりするのが大まかな奨学プログラムの内容です
今般は協会カールスルーエ支部の推薦者を決めるオーディション。先先週の副学長公示が出た段階で自分の主科担当教官であるライタカー教授に推薦してくれる様メールで要請。それぞれ教官は自分の生徒でオーディション受験希望者の名前を11月26日までに取りまとめて大学本部に提出、受験希望者に対しては「何時頃に会場に来て下さい」と言う招待状が30日に届きました。今般の問題点としては、昨年までのオーディションでムズィークテアター研修所の生徒が受験する場合は当研修所のコレペティーターが伴奏を担当していたのですが、本年から研修所では伴奏者を提供しない事になったのです。それが判明したのが30日の時点ゆえ、受験者はもうえらいこっちゃと言う事で知り合いのピアノ科の生徒などに連絡を取り始めました。私もその一人で、ライタカー教官と相談したところ、「あの人しかいないでしょう」と言う事になり、ライタカークラスと研修所の伴奏助手にかなり強引に頼み込んだ次第。何せ歌う事にしている曲がベルク《ヴォツェック》・マスネ《エロディアード》・ヴァーグナー《ラインの黄金》と(伴奏の側からすると)難曲揃い。いきなりピアノ科の生徒を捕まえて弾かせるだけでなく、独自のテンポのクセ等を教えるには時間が無さ過ぎます。幸いこれらを彼女には既に授業などを通じて弾いてもらっていたばかりなので、特にお願いをしたという訳です。
オーディション当日はどちらかと言うと体調がいい訳では無かった。その前の週末からParacetamolっていう解熱鎮痛剤飲んでたし。朝方は「今日何とか歌えそうかな?」と言う所まで体調が戻ったと思ったら、午前中から少しずつ痛くなるし…。ここ最近研修所に(子供オペラ《魔女ヒラリー、オペラに行く》中に上演されるオルフ《賢い女》王様役で)客演で来ている声楽科の韓国人バリトンが風邪で、廊下を歩く時も、口に手を当てずに大っぴらにゴホゴホ咳している。よっぽど注意しようかと思ってもタイミングが悪く注意できない。この日も朝からそうだった。彼の風邪がうつったか?不調。
オーディションでは17時20分から演奏開始のはずが、2人欠席した事もあって時間前倒し。17時5分過ぎには選考委員の一人でもあるムンク教授に急かされ会場に入室。ヴァーグナー《ラインの黄金》の或るシーンから歌い始め、選考委員から指定されてマスネ《エロディアード》のアリアを歌って終了。初めてで最後の学内ホールでの演奏でした。
終わってちょっとするとライタカー教授が「君の演奏を聴きに」とタクシーを飛ばしてきて下さった。終わっていたとはいえ、有りがたや…。
翌日、研修所のムンク教授に呼ばれ、合格を知る。他に同僚のシンギとニーナ、2人の楽器専攻の学生が合格したとの事。ひとまずヤレヤレ、だけど、8月のバイロイトには行けても、来年の6月に予定されている入賞者コンサートには参加できない。「入賞者コンサートに出れなければ合格取り消し」ってならないといいなぁ。今から問い合わせをしなければ。
来年のバイロイト祝祭音楽祭たのしみですね(*^^*)
danke dir herzlich fuer deine Nachricht.
Im ganzen Juni 2008 muesste ich zum Gastengagement "Ariadne auf Naxos" von Niki-Kai, bei der ich die Rolle "Musiklehrer" singe, Japan sein. Daher habe ich geschrieben, es ist unmoeglich, am Preistraegerkonzert teilzunehmen. Aber ohne Teilnahme des Konzertes duerfte ich voraussichtlich (!?) nach Bayreuth fahren, Oper zuzuhoeren.
Wie war deine Auftritt des Studiokonzertes?
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