2005'12.23 (Fri) 23:30

2005.12.23 14時30分開演
志木市民会館パルシティ
Mendelssohn: Elias op. 70
三澤洋史(cond.)
初鹿野剛(1.Bass, Elias)
高原由樹・遠山由美子(Sop.)
小林昌代、熊井千春(Alt.)
初谷敬史、大木太郎(ten.)
黒田諭(2.Bass)
志木第九の会合唱団(合唱指導:三澤洋史、安藤常光、初谷敬史、藤崎美苗)
東京ニューシティ管弦楽団
お越し頂いた方々、本当に有難うございました。
この数日は、しなくてもいいはずの暗譜に追われていました。そもそもコンサートだから譜持ちだし、指揮者が暗譜しろ、って言った訳ではないし。でも、私は暗譜しないと…(後述)。
■レツィタティーヴォ
第一部・第二部共にオーケストラ付きのレツィタティーヴォがある。特に第一部10番以降にあるカルメル山でのバアルの預言者450人とエリアの対決シーン。合唱とエリア。これは結構スリリングで、楽譜とにらめっこしている暇が無い。指揮者とのやり取りがうまくいかないと大変な事になる。このスリリングなのがたまらない。
■Ist nicht des Herrn Wort wie ein Feuer
第一部のアリア。テンポが速く、とにかく喋らなければならない。
昔の私だと、きっと子音を出そうとし過ぎて音楽をぶつぶつにしてしまっていたであろう、且つ、sempre fで歌っていたであろう曲のタイプだが、そうならなくなって来たのは、ひとえにドイツでの先生方の指導のお陰か?
■Es ist genug
第二部の有名なアリア。指揮者が練習の際や彼のHPで、「オラトリオ《エリア》の焦点を、第二部のエリアの落胆と絶望に」と言っていた。それを表しているのがこのアリアなのだ。練習にも力を入れた所であるが、ホール内の極度の乾燥などで、思う様に行かなかったかもしれない。
その他、よくやったと思います、現時点では。
終曲の合唱は8人の独唱陣も入っての演奏。最後のAmenの箇所では、歌い終わらないうちにお客が感極まってか拍手し、そのまま大きな拍手につながった。
カーテンコール中盤では三澤氏の計らいで、長大なタイトルロールを歌った私一人を舞台上に出してくれたシーンがあった。その時のブラヴォーの掛け声を受けつつ礼をした時、ベストを尽くした、と言う気持ちと、昨年4月以来ドイツで、ああでもない、こうでもない、と言われ、悩んだ勉強の成果が少しは出たかと思うとやはり嬉しかった。
あと、管弦楽の東京ニューシティ。昨日と今日の2日間でこの長大な曲を高いレヴェルで仕上げてくれた。多謝。
終演後は、ホール向かいのいろは学習館ホールにて打ち上げ。
指導陣や独唱陣が合唱団の健闘を称えた。
私の方からは、指導陣の末席を汚す者でありながら、昨年以来ご無沙汰をしたにも拘らず独唱陣の一人として起用して下さった事へのお礼を述べる。
今回の合唱団の課題は、この様な大きい作品において、個々の(そんなに難易度が高くない)沢山の曲群を万遍無く歌う事ができるか、だったように思う。しかし、それを少々の問題を除くもクリアーした合唱団にオメデトウを言いたい。
それにしても昨年の夏、そして今年6月以降自分の課題としても取り組んだエリアが終わってしまった。
帰り道、急に気が抜けてしまったようで…なんてセンチな事を書こうとしたのもつかの間、Karlsruheから1月第一週の時間割PDFファイルが着信。この前楽譜が届いたばかりで、まだ譜読みも始めていない来年のプロジェクト《3つのオレンジへの恋》(プロコフィエフ)の譜読み稽古が3日11:00から入っているのを発見してしまった。
明日以降気を抜かずに練習しろよ、とのお達しか…(泣)。
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