2007'06.04 (Mon) 23:00
今日のピアコンのソリストは我がOpernschuleのKorrepetitor、Stefan Veselka。彼のキャリアはベルリン音大を修了して以降、ドヴォルジャークのピアノ曲全集CDをNaxosから出すなどしてピアニストとしてのキャリアだけで充分なのに、更に大野和士氏らに指揮を師事して、2003年からカールスルーエの劇場のSolorepetitor兼指揮者になった。7. SINFONIEKONZERT
Mit Werken von Carl Nielsen, Edvard Grieg und Jean Sibelius
Montag, 04.06, 20:00 Uhr
Badisches Staatstheater Karlsruhe, OPERNHAUS (EUR 11,00 bis 34,00)
Carl Nielsen: Ouvertuere zu "Maskerade"
Edvard Grieg: Klavierkonzert a-Moll op.16
Jean Sibelius: Sinfonie Nr. 2 D-Dur op. 43
Solist: Stefan Veselka, Klavier
Dirigent: Jochem Hochstenbach
Badische Staatskapelle
僕からすれば研修所内で「ホントね」「ちくしょう」などと妙な日本語を操る講師の側面しか知らない訳で、ここまですごいピアノ弾きとは知らなかった…。いや、気にはしていた。もともとKorrepetitorに求められるピアノの技術はソロにおいて求められるものとちょっと違う思うのだが、彼のKorrepetitionや伴奏におけるピアノは、Korrepetitiorに必要な要素は勿論、ピアニスティックな要素が(これらはKorreやオペラの伴奏時には相反する要素なのだが)不思議と両立している。昨年のこの時期に出た今シーズンのプログラムを見て以来、彼の独奏をかなり楽しみにしていた。
さて、演奏だが、かなりの技巧を必要とする第一・三楽章の素晴らしさは言うまでも無いが、特に印象に残ったのは全楽章に渡っての彼の「色彩の豊かさ」である。特に第二楽章ではミュートを付けた弦楽器のパッセージの後に続くピアノ独奏部分において遺憾なく発揮された。
勿論、終演後は何度もカーテンコールの為に舞台に呼び出される彼。本当に素晴らしい演奏だった。
ただ、惜しむらくは聴衆の少なさ。いつも"SINFONIEKONZERT"のシリーズ(日曜11時と月曜20時の2回)は人気のシリーズで、早々に売り切れになるのだが、今回はメインとなるシベリウスの交響曲がマイナーな為なのか、客の入りがイマイチ。残念。
この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

