2007'03.19 (Mon) 23:23
昨晩から宿泊したHotel Italiaは既に何度か宿泊した事のあるホテル。久しぶりに行ったら客室がとても綺麗に改装されていたのだが、室内暖房の効きが悪い。機械自体を触れば熱いのだが、目盛りを最大にしてもベットにいる私のところまで暖かさは伝わらず、しかも布団だけでは足りず、ついにはコートを着て寝る羽目に。それでも寒く、2時間おきには目を覚ましていた様な気がする。予備の毛布が無いばかりか、クレームを言うタイミングを逃す初鹿野。靴下を履いて寝ていても体が冷たい。
朝6時に起床。7時過ぎに10分で朝食を無理やり食べ、ホテルをチェック・アウト。向かった先はRosenheimer Platzにあるミュンヘン市立R.●trauss音楽院。ここは7時過ぎから開いており、オーディション等にミュンヘンに来た時は必ず発声をするのに使う場所。今日も使えるものだと思って来て見ると…練習室全部に鍵が掛かっている!!しかも掲示を見ると、「(今年の4/1から)全ての外部からの訪問者は一旦事務室に寄って、許可書を貰って下さい」との事。まだ4月ではないが、既に学外者への使用制限が始まっている模様。仕方なく、トイレに入って、内側の扉も閉めて発声。
※お気づきの様に、本来はその音楽院の生徒や講師しか使ってはいけない場所でした。関係者の皆様、すみませんでしたm(__)m
10時前、Martiusstrasse 3のAgentur「兎」。ちょっと時期はずれの(訳あり?)オーディション(Vorsingen)。
どうやら僕が今日の一番手の様で、10時の事務所内の入場と共に「1」と赤く書かれた紙を貰う。基本的に代理店(Agentur)や劇場のオーディションに赴く時は自分でファイル(Mappe)に挟んだ履歴書(Lebenslauf)を持参し、係りに渡すが、このAgenturではその紙にLebenslaufを更に要約した事項を記入する様になっており、今日持参した曲を含め漏れなく記入、回収に来た事務員に今日の(代理店で用意した伴奏者の)伴奏者代15ユーロを払う。この段階で既にロビーには7,8人の応募者が。
11時から別室に呼ばれ、オーディション開始。いきなり向こうから曲を指定され、「カタログの歌」(《ドン・ジョヴァンニ》)を歌い始めるも、"In italia seicento e..."の手前まで伴奏者がもつれてモツレテ…何処の部分を弾いているのか一瞬分からなくなるぐらい。そりゃ、「カタログ」は伴奏早くて難しいけど、皆Vorsingenで歌う様な曲だからちゃんと弾こうよ…15ユーロ払っているんだし。何事も無かった様に最後まで歌ったつもりだけど、やはり初めはびくびくした。終了後、係りの方と話をして退室。
昼食にありつこうとNationaltheaterの辺りにTramで来た時にはもう雪。最高気温3度、最低気温0度のミュンヘン、今年ドイツで2回目に見る雪です。
ケンピンスキー裏の日本食レストランK兆は平日昼の定食が6.5ユーロからととても安いので時折寄る店。今日もお目当てのから揚げ定食を頼んだが、揚げ方がイマイチ。下の方が衣が剥がれてるよ…。経営者変わって(?)から余り良くないなぁ…。
楽譜屋Bauer& Hieber→Ludwigsbeck(CDショップ)→美門(日本食料品)→Hirmer(衣料品)→C&A(衣料品)の順で買い物等をするが、実際にはCDを買ったっきりで、あとは買い出したらきりが無いので諦めてウィンドーショッピング状態。
Marienplatzから駅まではS-Bahn。この区間はほぼ全てのSバーンが2〜3分間隔で止まる。ミュンヘンのSバーンは遅れたり、途中で止まったりと問題の多い電車。これは僕が一時的に滞在していた2003年から今日まで変わっていない。果たして今日も遅れた。遅れる時に限って電光掲示板は到着時刻を示す事無く「放送に注意して下さい」というユルい文言に変わっているし…。まぁ、10分で来たからいいとするか。
でも、そんな後でこの車内のシールは僕にとって悪い冗談としか思えなかった。
そりゃ「渋滞?」もないですよ。

「確かに到着もする」でしょう。

でも本当にミュンヘンの乗客は「ストレス無しで目的地へ」行く事ができているのだろうか?

16時40分発の特急IC(InterCity)で一路カールスルーエへ。
Ulmを過ぎた所で、私服姿の連邦警察2人が自分の元に寄って来、パスポートと身分証明書等の提示を求められる。考えたらドイツ来て初めての経験だ。最近は韓国の偽造パスポートを所持するものが多いとかで職質が多い話は聞いてはいたが私の身に及ぼうとは…。
自分はドイツ国外またはドイツ国内の移動で2,3泊以上の旅行時はパスポートを携帯するが、今般の1泊程度の外出だとまずパスポート(と滞在許可書)のコピーのみの所持のみで済ます事にしている。外務省の海外安全情報の記載にもあるし。だが、「コピーだけでは無く、原券は?」と2回も聞いてくるので、ひょっとするとこれは次の駅で降ろされるかな…と覚悟を決めかけた所、もう一人の係官が電話で僕の滞在許可の番号を元に本署に問い合わせし、無罪放免となった。ホッ。
そんな騒動が終わる頃には空はすっかり灰色。そんな空の色と葉の無い木々に吹きすさぶ雪は、先々週・先週と澄み渡る様な青空を見続けた僕の気を滅入らせるに充分であった。シュトゥットガルトを過ぎ、ICは突然の停車。電車後部の何かが破損って…この為カールスルーエに15分遅れの到着。
疲れたので家で夕食をつくるのを諦め、イタリアレストランApostoでトマトソース仕立てでローストビーフの細切り入りの幅広パスタを美味しく頂く。ここでのサービスはいいし、何を食べてもはずれが余り無い。ただね、ウェイターのお兄さん、僕がパン持ってきてね、って頼んだのに、持って来たのは食べ終わりに近い頃だったけど…。
Marktplatzで自宅の最寄の停留所に行く唯一の路線、Tram5号線を待つが、21時22分に到着するはずが35分過ぎに到着って…。この時間の5号線って20分おきの運転。気温3度の中21時15分から20分近く待たされ、すっかり体は冷え切りました。
もう間もなくこの長い日記を書き終わろうとしていますが、未だ暖房のいる部屋にいても体は冷え切り、せっかく全快しかけた風邪もぶり返しそうです。
以上、ツイてない自慢大会を終わります。
ここまで読んでいただいた方に心からお礼申し上げますm(__)m
* ちなみにZBF他では伴奏者代は払わない
まぁ、僕の場合は市外に泊りがけで出かける今回のような場合はパスを所持すべきだったのでしょう。でも、先生の場合はどうなんでしょう?
文中の韓国偽装パスポートの話。国境検問所等では本当にパス所持人が韓国人か否か判別する為のミニ・テストを用意しているとまで聞いた事があります。
話は戻って先生の場合。
「中国人ですか?」
「違います」
「中国のご両親は元気?」
「いいや、違います」
「最近、性能のいい商品が中国から多く出てるよね」
「だからぁ…」
「で、そうなんでしょ?」
「だから、そうなorz...」
と誘導尋問みたいな真似なのでしょうか?僕らがKAで飯を食べながら話す時のように(笑)。
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