2000'10.13 (Fri) 23:03
高校生20人がプロ歌手と出演
〜御殿場国際音楽祭〜
21日夕に御殿場市民会館で開かれる御殿場国際音楽祭「オペラと歌曲の夕べ」第2部に、地元の高校生20人がプロの歌手に混じって出演する。曲目は「カルメン」。発声や演技など7月から3ヶ月間にわたった練習も、いよいよ大詰めを迎えている。
音楽祭実行委員会事務局の市振興公社によると、オペラ公演はことしが通算4度目となるが、地元高校生の参加は今回が初めて。若い世代に本物の音楽や芸術に触れて、関心を持ってもらおうと企画し、6月に参加希望者を一般公募した。
練習に参加しているのは女子19人と男子1人で、「女工」などにふんし、バックコーラスを担当する役どころだ。7月下旬から毎週金曜の夜に、同市出身の二期会会員・初鹿野剛さん(25)の指導でレッスンを続けてきた。
全員がオペラは初体験といい、最初のころは緊張で声も出ないほどだった。だが、ユーモアを交えながら、全身をフルに使い、汗だくになって指導する初鹿野さんの熱心さもあり、徐々にリラックスムードで練習に打ち込めるようになったという。
御殿場西高1年の山口百合子さんは「いい経験になると思い、友達と一緒に応募しました。本番では楽しんでやりたい」と目を輝かせた。唯一の男子、誠恵高2年の遠藤史高君は「ちょっと恥ずかしい気もするけど、一生懸命頑張ります」と気持ちを込めた。
初鹿野さんは「演技と歌を両立させる難しさはあるが、舞台に立ったら、客席に自分をアピールしてほしい。この経験を通じて、何かをつかんでもらいたい」と抱負を語った。
「オペラと歌曲の夕べ」は21日午後6時半開演。2部構成で、地元出身の瀬川逸子さん(ソプラノ)、藤田幸士さん(バリトン)らが出演する。
【静岡新聞・静岡トピックス(東部版)2000年10月13日】
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