2006'03.31 (Fri) 23:16
調べ物の途中、大学の先輩のK氏と出会う。氏は現在開催中の「東京のオペラの森」のヴェルディ《レクイエム》のプロダクションに東京のオペラの森合唱団の一員として参加されており、大変充実した練習の様子などを聞いた。
その練習を何とか見学したいと思い、同会館内のAリハーサル室に潜入。以前東京オペラシンガーズに在籍していた際に大変お世話になったT氏に許可を頂き見学する事ができた。
休み時間には、芸大時代の同期や後輩と久しぶりの再会。
練習は今回の合唱指揮を担当されるRobert Gabbiani氏による練習。"Sanctus"以降最後の"Libera me"までを途中休憩を挟みながら行う。
一番初めは"Sanctus"をざっと通す。もうこの時点で充分完成度が高い。しかし、ガッビアーニ氏が子音の取り扱い方、フレージング(例:Sanctus Sanctus Sanctus Dominus Deus Sabaoth)等について指摘を加えていき、更に充実した響きになっていくのが手に取るように分かった。
"Agnus Dei"を経て、"Libera me"の練習。始めの"Libera me Domine de morte aeterna in die illa tremenda"をア・カペラで唱和する部分(T.7-10)、132小節からのア・カペラ部分の集中力を伴った演奏が素晴らしい。ただ、ガッビアーニ氏が「表面的な美しさだけにならない様」更に突っ込んで練習。
90小節以降105小節まで2小節単位でなく4小節単位でフレーズを感じる事、107小節以降のsop.ソロに続く"Dies irae"の呼応(sop.& ten.)が如何に恐れを感じさせられるか、179小節以降のaltoから始まる部分では「絶望の感じ」「死の後に何があるのか」「何の希望も無い状態」を如何に劇的に表現するか等々指摘しながら進めていく。
大変充実し、かつ素晴らしい練習を見学する事ができた。
演奏会は4月。
マエストロ・ムーティのもと、演奏会が成功裏に終わります様に。
オーケストラ公演
ヴェルディ: レクイエム
4月 6日 (木) 19:00 東京文化会館 大ホール
4月 8日 (土) 19:30 すみだトリフォニーホール 大ホール
指揮: リッカルド・ムーティ
ソプラノ: バルバラ・フリットリ
メゾ・ソプラノ: エカテリーナ・グバノワ
テノール: ジュゼッペ・サッバティーニ
バス: イルデブランド・ダルカンジェロ
演奏: 東京のオペラの森管弦楽団
合唱: 東京のオペラの森合唱団
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